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 羽田発ニューヨーク行きの日本航空6便(ボーイング777型)が5日に左エンジンの不具合で羽田空港に緊急着陸したトラブルについて、国土交通省は6日、深刻な事故につながりかねない重大インシデントに当たると認定した。国の運輸安全委員会は航空事故調査官を現地に派遣し、調査を始めた。

 国交省と日航がエンジン内部を調べたところ、タービンブレードと呼ばれる羽根状の金属部品222枚の大半が、折れたり曲がったりしていた。ブレードを覆うカバーにも小さな穴があいていた。

 エンジンは米ゼネラル・エレクトリック(GE)製。日航が所有する同型エンジンでは過去にないトラブルだといい、同社は「調査に全面的に協力する」としている。日航は当初、鳥が吸い込まれたことが原因とみていたが、鳥が衝突した痕跡はなかった。(伊藤嘉孝)