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 トランプ米大統領は6日、米議会の与野党幹部と会談し、12月15日までの連邦政府の債務(借金)上限の引き上げと暫定予算案の可決を目指すことで合意した。これにより、政府機関の一部閉鎖などが当面は避けられる見通しとなった。

 トランプ氏は6日、野党・民主党のシューマー上院院内総務とペロシ下院院内総務らと暫定予算案などで合意。トランプ氏は記者団に「我々はとてもいい会談ができた」と話した。

 米下院はこの日、ハリケーン「ハービー」の被災者への79億ドル(約8600億円)の支援策を可決。上院は近く、この法案に3カ月間の暫定予算と債務上限の引き上げを盛り込み、採決する方針だ。この修正案が下院で可決され、トランプ氏が署名すれば、政府閉鎖やデフォルト(債務不履行)が回避される。

 ただ、米メディアによると、共和党幹部は議会運営の混乱を避けるため、中間選挙後までの債務上限引き上げを求めていた。トランプ氏は「身内」の共和党ではなく、民主党のより短期間の案で合意した。共和党下院トップのライアン議長は同日、ハリケーンの支援策と債務上限引き上げを合わせる法案について「ばかげている」と批判しており、トランプ氏と共和党幹部との溝があらわとなった。(ワシントン=五十嵐大介

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