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 風邪薬の主要成分アセトアミノフェン(AA)に無届けで安い中国製AAを混入するなどしていた原薬メーカー「山本化学工業」(和歌山市)は7日、一部製品の製造を再開した。和歌山県が指導に入り、適正な製造が確認できれば出荷を再開する予定。

 同社は医薬品医療機器法(薬機法)に基づき、6月29日から22日間の業務停止命令を県から受け、その後も製品の製造を自粛。再発防止策などを盛り込んだ改善計画書を提出し、県が製造再開できると判断した。

 今回製造を再開したのは、薬を混ぜる溶媒を無届けで変更していたてんかん発作の治療薬に使われる「ゾニサミド」を含む4製品。AAなど他の6製品は、社内で製造方法の見直しなどが続けられているという。(杢田光)