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 米フェイスブック(FB)は6日、昨年11月の米大統領選前後にロシアで運営されていたとみられる偽のアカウントから、米国社会の分断をあおる内容の大量の広告が流れていたとの調査結果を発表した。米捜査当局にも伝えたという。

 FBのセキュリティー責任者の投稿によると、大統領選前後の2015年6月~17年5月、FB上に作られた約470の偽のアカウントから約3千の広告が出され、およそ10万ドル(約1100万円)が費やされていた。偽のアカウントは相互につながっており、ロシアで運営されていたとみられるという。FBはこれらのアカウントを閉鎖した。

 広告の多くは、大統領選や特定の候補者について触れていなかったが、性的少数者や人種、移民、銃規制など、米国社会の分断をあおる内容だったという。

 他にも、ロシアと間接的なつながりが推測できる広告が約2200ほどあり、5万ドルが費やされていたという。

 大統領選では、民主党候補だったヒラリー・クリントン元国務長官を中傷する情報がFBなどネット上に大量に流れ、トランプ陣営に有利に働いたとみられている。マラー特別検察官はトランプ陣営とロシアとの関係を捜査しており、FBの今回の調査結果が、捜査に影響する可能性もある。(サンフランシスコ=宮地ゆう

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