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 積水ハウスは7日、東京都内のマンション用地購入をめぐるトラブルで、55億5千万円が回収できなくなったと発表した。2017年7月中間決算で特別損失として計上した。通期業績への大きな影響はないという。

 トラブルは8月に発覚。分譲マンション用地(約2千平方メートル)を買うために63億円を売り主に払ったが、所有権移転ができなかった。不動産登記申請をしたが、売り主側の書類の一部が偽物だとわかり、連絡もつかなくなったという。63億円のうち、売り主から預かっていた7億5千万円を除く金額が回収困難だと判断した。積水ハウスは社内に調査委員会を設け、原因究明と再発防止策を検討していく。今回のトラブルを受け、阿部俊則社長は報酬を20%減額(2カ月間)することを発表した。(笠井哲也)