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 政務活動費の不正疑惑を受け、神戸市議を辞職した橋本健氏(37)が、市政報告の印刷代として2010年から3年間に計約100万円が水増しされた領収書を受け取り、政活費を不正請求していた疑いがあることが新たにわかった。領収書を発行した神戸市の印刷会社が取材に応じ、明らかにした。橋本氏が所属していた自民会派は7日、この疑惑について再調査する方針を示した。

 橋本氏をめぐっては、これまでに架空の領収書を使うなどして900万円以上の不正請求が指摘されている。このうち神戸市の印刷会社は、14年に「市政報告一式」として約190万円の領収書を発行し、橋本氏は額面通りに政活費を受け取る一方、支給対象に認められない名刺の印刷などに充てていたという。

 同社によると、橋本氏はこれ以前の10~12年の毎年春、市政報告8万部の印刷代などとして額面約200万円の領収書を発行するように要請。しかし、実際には5万~6万部しか印刷させておらず、印刷費用や新聞の折り込み代を除くと3年間で計約100万円の差額が生じたという。

 同社は橋本氏から指示され、余剰金で名刺を印刷するなどしたといい、「公金とは知らず、不正の認識はなかった」としている。

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