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 8月28日に82歳で亡くなった羽田孜元首相を悼む民進党と羽田家の合同葬が8日、東京都内で営まれた。1993年に羽田氏とともに自民党を離党し、政界再編の中核として「壊し屋」と呼ばれた小沢一郎・自由党代表は、自らの反省と重ね合わせて弔辞を読んだ。

 「つとむちゃん」。小沢氏は遺影にそう呼びかけ、「僕は無用な敵をつくったり、軋轢(あつれき)を生んだりすることがあった。そのたびに君は取りなしてくれたと聞いている」としのんだ。民主党政権時に自らが党分裂に動いたことを念頭に、「君が全身全霊を傾けた二大政党制は芽が吹きかけたが、ついえた。僕も責任を痛感している」と述べ、「もう一度政権交代を実現し、我々が歩んできた道は間違いなかったと、つとむちゃんに報告したい」と結んだ。

 一方、民進党の前原誠司代表は「先生は終生、『己のための政治をしてはならない』と律しておられた。民進党所属の国会議員が肝に銘じなければならない言葉です」と語った。葬儀には、安倍晋三首相ら約2千人が参列した。(斉藤太郎)

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