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 七冠復帰を狙う井山裕太六冠(28)が高尾紳路名人(40)に挑む第42期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局が12日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で始まった。午後5時30分、高尾名人が81手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち、高尾名人が3時間40分、井山挑戦者が3時間50分を消費した。13日午前9時に再開する。

 名人先勝を受けたシリーズ第2局は、序盤から両者の気合がぶつかり合った。左辺で名人の黒石と挑戦者の白石が切り結んだ結果、黒が左下の白を突き破り、白は左上の黒の一団を取り込んだ。挑戦者は上辺から左上一帯と右下隅を合わせ、100目になろうとする大地を確定。名人は下辺から中央、右辺にかけて巨大な黒模様で対抗する。挑戦者が模様を破ろうと上辺から白78、80と出切(でぎ)り、勝負どころを迎えている。

 解説の河野臨九段は「互いにめいっぱい打ち、読みと読みの力比べ。黒模様がどれほどまとまるかが勝負」と話す。(大出公二)

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