【動画】封じ手は十二の8のアテ 囲碁名人戦第2局
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 七冠復帰を狙う井山裕太六冠(28)が高尾紳路名人(40)に挑戦している第42期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局は13日朝、東京都文京区のホテル椿山荘東京で再開され、2日目に入った。下辺から中央、右辺一帯の名人の巨大な黒模様に白番の挑戦者が踏み込み、ヨセ勝負の様相が強まりつつある。

 午前9時から、両者が前日に打った80手目までを並べ直し、立会人の武宮正樹九段が封じ手を開封。それを待って、名人が81手目、盤中央の上方に黒石を打った。検討陣の予想にあった一手だ。後に黒95とツケて中央への進出を止め、模様をまとめる構想だ。

 ところが挑戦者は一転して左下白96と、反対側から模様の削減にかかった。この白石の出口を止めるのは難しく、検討陣から「白優勢か」の声が上がった。名人は1時間6分の長考で右上隅黒97の大場に転じた。

 解説の河野臨九段は「名人は白96の石を切り離してもうまくいかないとみたのでしょう。ヨセ勝負になりそうです」と話した。(大出公二)

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