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 東京都立川市の国立病院機構災害医療センターの敷地内で昨年11月、暴走した乗用車に男女2人がはねられて死亡した事故で、警視庁は8日、車を運転していた国分寺市の無職女性(84)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)容疑で書類送検し、発表した。「ペダルを踏み間違えた」と話し、容疑を認めているという。

 立川署によると、書類送検の容疑は昨年11月12日午後2時55分ごろ、病院敷地内の駐車場から出る際、ブレーキとアクセルを踏み間違えて乗用車を暴走させ、約30メートル先の歩道上にいた会社役員の安和(あわ)竜洋さん(当時39)とパートの市川妙子さん(同35)をはねて死亡させたというもの。

 女性は事故直後、「ブレーキを踏んだが止まらなかった」と説明していたが、車に搭載された記録装置を解析したところ、ブレーキではなくアクセルが踏まれた記録が残っていた。女性はその後の調べに対し、「駐車場の料金所横に車を止め、下の縁石を確認するために身を乗り出した際に踏み間違えた」と話したという。運転に影響を与える恐れがある持病はないという。