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 タクシーを奪って運転手にけがをさせたとして、警視庁は8日、東京都新宿区の自称ダンサー、古見将大容疑者(24)を強盗致傷の疑いで逮捕し、発表した。奪ったタクシーを自ら運転して都内を約7キロ走った末に逮捕されたが「酒に酔っていたので覚えていない」と話しているという。

 新宿署によると、逮捕容疑は、8日午前4時35分ごろ、新宿区百人町3丁目の路上でタクシー運転手の男性(41)からタクシー(時価200万円)を奪い、止めようとした運転手を約35メートル引きずって顔や腕に打撲など10日のけがを負わせたというもの。

 運転手がタクシーの後部座席のシートカバーを交換していた際、英語で「シート、クリーン、オーケー」と声をかけ、後部座席に乗り込んだ。運転手が乗車を断ると、古見容疑者は運転席に乗り込んで急発進させたという。

 15分間、約7キロ走行し世田谷区代沢1丁目でタクシーを乗り捨てた。タクシーのGPSを元に捜査していた警察官が、近くの建物に逃げ込んだ古見容疑者を発見し、身柄を確保した。タクシーのバンパーは壊れ、車内には古見容疑者の免許証が入ったかばんが残されていたという。