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 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は8日、ミャンマー西部ラカイン州で続く治安部隊と武装集団の戦闘を逃れ、西隣のバングラデシュに避難したイスラム教徒ロヒンギャの難民が、推定で27万人に上ったことを明らかにした。

 同州では、先月末に起きたロヒンギャとみられる武装集団による警察施設襲撃事件をきっかけに、治安部隊によるロヒンギャの武装集団の掃討作戦が続いている。ミャンマー政府などは、ラカイン州で死者が400人以上にのぼったことを確認したという。

 国際NGOなどによると、数多くのロヒンギャの村が焼き打ちにあっているとの証言もあり、家を追われたロヒンギャは越境してバングラデシュ側に逃れているという。ミャンマーのバングラデシュ国境周辺には越境避難しようとするロヒンギャが多数いるといい、バングラデシュのロヒンギャ難民は増える可能性が高い。(ニューデリー=奈良部健)