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(9日、神戸2―1ガ大阪)

 神戸は吉田監督就任後、公式戦5試合目で初白星。得点を挙げたのはこの試合への意気込みがひときわ強かった2人だった。

 まずは渡辺。前半18分、右サイドの藤谷のクロスに走り込み、難しい体勢から左足のアウトサイドで流し込んだ。「最後の質を上げないと勝てない」とFWとしての責任を語っていた主将は「相手の前で触れば何かが起きると思った」と執念で先取点をもぎとった。

 後半10分には昨季までガ大阪に所属した大森がこぼれ球を蹴り込み追加点。「気持ちが入っていた」。ブーイングを浴びせていた敵地のサポーターを右足の一振りで黙らせた。

 リーグ戦では6試合ぶりの勝利。吉田監督は「喜びよりもほっとした。選手たちが90分間ファイトしてくれた」とねぎらった。

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 ○ポドルスキ(神) 試合後に取材に応じるのは約1カ月ぶり。「前からプレスをかけて積極性を表現できたのが違いを生んだ。重要な勝利だ」

 ○岩波(神) 「先制しても逆転されることが多く、責任を感じていた。苦しかった。勝ち切れたのは大きい」

 ●長谷川監督(ガ) 「少し(動きが)重かった。気持ちの部分、勝負に勝つという部分でひけをとった」

 ●井手口(ガ) 「プレースピードが遅かった。チームとしても、個人としても、守から攻への切り替えが悪かった」