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 9日午後7時15分ごろ、広島県尾道市尾崎本町の建物から出火、周辺の木造の民家などにも燃え移り、消防によると、空き家を含め、15棟が全焼したほか3棟が一部焼けたという。一人暮らしの住民男性(68)と連絡が取れないといい、尾道署などが安否確認を急いでいる。

 付近の住民によると、密集した住宅の屋根部分から火の手があがるのが見えたといい、火は約3時間後に消し止められた。家族とともに避難したという近くの女性は「家にいたら、『危ない、逃げて』という叫び声が聞こえた。火柱が何度もあがり、ボーンという破裂音もした」と話していた。

 現場はJR尾道駅の東約1・5キロの木造の住宅や店が密集する一角。北約100メートルには、本堂などが国宝に指定されている浄土寺がある。