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 第74回ベネチア国際映画祭は最終日の9日夜(日本時間10日未明)、コンペティション部門の結果を発表し、アメリカの「シェイプ・オブ・ウォーター」(ギレルモ・デル・トロ監督)が最高賞の金獅子賞を受賞した。

 冷戦時代の米国を舞台に、政府の極秘研究所に捕らわれた謎の水生生物と、そこで働く女性が言葉を超えた愛を育むファンタジー。日本から参加した是枝裕和監督の「三度目の殺人」は受賞を逃した。授賞式の後、北野武監督のバイオレンス映画「アウトレイジ 最終章」がクロージング作品として上映され、映画祭の閉幕を飾った。そのほかの主な賞は次の通り。

 銀獅子賞(審査員大賞)=「フォックストロット」サミュエル・マオス監督▽銀獅子賞(監督賞)=グザビエ・ルグラン監督(「親権」)▽女優賞=シャーロット・ランプリング(「アンナ」)▽男優賞=カメル・エル・バシャ(「インサルト」)▽マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)=チャーリー・プラマー(「リーン・オン・ピート」)▽審査員特別賞=「スイート・カントリー」(ワーウィック・ソーントン監督)▽脚本賞=マーティン・マクドナー監督(「3つのビルボード」)(ベネチア=伊藤恵里奈)