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 第30回県マーチングコンテスト(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が10日、橋本市の県立橋本体育館で開催された。計6団体が出場し、審査の結果、妙寺中(かつらぎ町)、打田中(紀の川市)、星林高(和歌山市)の3団体が県代表に選ばれ、23日に大阪市中央体育館である第45回関西マーチングコンテストに出場する。

 出場団体はとびきりの笑顔で、明るい音を会場に響かせた。

 「ライオンキング・メドレー」を披露した打田中は、重厚な音を響かせながら、勇ましく歩を進めたかと思うと、曲に合わせハートの形に素早く移動するなど、緩急ある演技で観客を魅了した。

 緑丘中(新宮市)は吹奏楽の人気曲「宝島」を演奏。金管の音を高らかに響かせながらも、斜めの移動をきっちりと合わせた美しい演技を披露。高野口中(橋本市)は、迫力ある演奏とともに一人ひとりの楽しさが伝わってくるような演技を披露。素早い移動で、次々とフォーメーションを変化させた。

 星林高は、「青春の輝き」での色っぽいサックスのソロや、バリエーション豊富なステップで楽しさの伝わるショーを披露した。アルトサックスの岩本愛都(あいみ)さん(2年)は「関西では今のままだと通用しない。和歌山ってすごいって思わせたい」と関西大会へ向け意気込んだ。

 大会の最後を飾った創価和歌山ブルーイーグルスは、「継承」をテーマにした「交響詩『ジャングル大帝』」など民族的な雰囲気を打楽器を中心に演出して観客を楽しませ、グッドステージ賞を受賞した。

再びの舞台 目標は「楽しむ」

 昨年は出場を断念した妙寺中が、再びマーチングコンテストの舞台に立ち、見事県代表に選ばれた。初めて出場した1、2年生はもちろん、3年生も緊張していたという。そんな妙寺中の目標は「楽しむ」だった。

 冒頭は中央で向かい合ったフルート、クラリネット、サックスのみの演奏。他の部員たちは楽器を横に置き、踊りを披露した。8月初旬の県吹奏楽コンクールが終わってから3年生で考えた振り付けだという。終始中東の雰囲気を漂わせながらも、「アラジン」の陽気な音楽やロマンチックな曲に合わせフォーメーションを変化させた。

 「2年生が『楽しかった』と言っていたのを聞いてほっとした」とマーチングリーダーの松井楓さん(3年)。「関西大会へ向け、部の雰囲気をもっと盛り上げて練習に取り組みたい」と話した。(市川由佳子)