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 石川県加賀市にある「奥谷梨生産組合」の農園で、特産の「加賀梨」をガから守る防蛾灯(ぼうがとう)の明かりが暗闇に浮かび上がり、幻想的な景観を見せている。約32ヘクタールに約1万5千本が植えられた農園全体を、ガが嫌う黄色の光を放つ2千基の防蛾灯で照らす。袋で覆う必要がないため、日中は太陽が当たり梨の甘みが増す。

 同組合の田中忍さん(51)によると、今年は夏に雨がよく降ったため実の太りが良く、収穫量も平年の800トンを上回る見込み。収穫は9月下旬まで続き、関西方面を中心に出荷される。(遠藤真梨)