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 北九州市八幡東区の寺で10日、日本に住むベトナム人仏教徒のための法要があった。「参拝する場がない」というベトナム人の声に応え、寺が本堂を提供。留学生ら若者を中心に、市内外から信徒が集まった。同じ仏教でも日本とは儀礼が違うなど、在留外国人の宗教事情は一筋縄ではいかない。

 10日午前、同区の永明寺に貸し切りバス2台が相次いで横付けされた。福岡市と福岡県久留米市から乗り合わせてきたベトナム人信徒たち。北九州市内の信徒らも続々と境内に入り、約150人が本堂を埋めた。

 信徒はほとんどが20代とみられる若者で、留学生や技能実習生が多い。この日の法要をSNSなどで知ってやって来た。兵庫県にあるベトナム寺院の住職が招かれ、読経や説法をした。お経は、時に歌っているように聞こえるほど明るい調子。アオザイ姿の女性が壇上で歌う場面もあった。法要は2時間に及んだ。

 法要は、この寺の松崎智海(ちかい)住職(41)が支援した。市内でベトナムレストランを経営するグエン・リエンさん(25)から「日本のお寺は入りづらく、お参りする場所がない」と悩みを聞いたのがきっかけだった。

 ベトナム人の仏教徒は熱心で、毎月1、15日に通い、悩み事を僧侶に相談するほど寺が身近だという。法要で司会をした福岡県太宰府市のグエン・チャンさん(26)も同じ思いだった。「悩みや心配事があると、太宰府天満宮にお参りします。神社と寺の違いは知っているんですけど」

 松崎住職は「これほど集まるとは。ベトナム人はお寺に対するパワーがすごい」と驚いた。

 北九州市に住むベトナム人は急…

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