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(10日、ソフトバンク6―3ロッテ)

 終盤に試合がもつれても今のソフトバンクは動じない。3点差に迫られた九回途中から火消しを任されたサファテが3者三振で締める。就任3年目で初の9連勝を飾った工藤監督は投手陣の踏ん張りをたたえた。「頼もしい。自分たちが点を取るまで与えない。先発もリリーフも素晴らしい」

 立ち上がりから我慢比べが続く中、先発の和田は味方が先制する七回まで三塁を踏ませない粘りの好投。スライダー、チェンジアップなど多彩な球種を散らして凡打の山を築いた。七回終了時点で、左ひじ手術から復帰後20イニング連続無失点。ここまでの球数も88球に収まっていた。

 復帰3戦目となったこの日は、初めて100球めどの球数制限が解かれ、「最低でも八回まで投げきりたかった」。ただ、気負った八回のマウンドで四球と連打で無死満塁としてしまい、無念の降板。救援が適時打を許して連続イニング無失点は途絶えたが、104球を投げて八回途中まで2失点と試合をつくった。

 ソフトバンクは今季、先制すると71勝8敗と9割近い驚異的な勝率だ。この日も和田からバトンを受けた救援陣が、少しもたつきながらもロッテの猛追を振り切った。

 球団としては2014年8月以来の9連勝。優勝へのマジックは「5」に減った。「1日でも早く優勝を決めたい」。試合後、サファテはチームの思いを代弁するように言った。(甲斐弘史)

 ○サファテ(ソ) 3連投でプロ野球記録をさらに伸ばす50セーブ目。「響きがいい数字。チームのマジックを5に減らせた。個人の記録は関係ない」

 ○今宮(ソ) だめ押しの13号2ランを含む4打点。「(本塁打は)しっかりとらえられた。なんとかつなごうとして最高の結果になった」

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