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 バナナを60年近く、福祉施設に寄付し続けている青果仲卸会社が、京都にある。育ち盛りの子どもたち、幼い頃はめったに食べられなかったというお年寄りたちが、「バナナ定期便」を楽しみにしている。

 9月中旬、京都市内で116回目の「受納式」があった。フィリピン産バナナ236箱が、市内212の施設に引き渡された。

 「朱常分店(しゅうつねぶんてん)」(京都市下京区)が定期便を始めたのは1959年。輸入自由化の1963年より前、バナナは甘くて栄養があって人気だったが、高価で手が届きにくかった。施設の子どもたちに食べてほしくて、初代社長の故・内田松一さんが夏と冬の年2回、贈るようになった。

 子どもたちに「バナナおじさん…

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