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 南米コロンビアを訪問していたローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が10日、左の眉に切り傷などを負うハプニングがあった。同国北部カルタヘナでパレードをしていた途中、乗っていた車が急ブレーキをかけたため、バランスを崩して前方のガラスに顔をぶつけた。

 地元メディアによると、法王が乗っていたのは専用のオープンカーで、法王は立った状態で、沿道に詰めかけた信者らに手を振っていた。顔をぶつけた際に左の眉が切れ、ほおには青いあざができたが、法王はばんそうこうを貼ってこの日の行事を続行。記者団に囲まれると、「ぶつけてしまった。でも大丈夫」と笑顔で語った。

 コロンビアでは中南米最大の左翼ゲリラだったコロンビア革命軍(FARC)が政府との和平合意で武装解除し、半世紀以上の内戦が終結。法王は訪問中、内戦犠牲者と元ゲリラ戦闘員らが出席した集会で「傷をいやし橋をかけ、対立を弱める時だ」などと和解の必要性を呼びかけた。法王は10日午後、5日間の日程を終え、帰国の途についた。(メキシコ南部フチタン=田村剛

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