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 スペイン北東部カタルーニャ州のプッチダモン州首相は11日、同州のスペインからの独立を問う10月1日の住民投票について、「実施しない選択肢はない。我々は数多くの障害を乗り越えている」と強調した。中央政府は投票阻止を図るが、11日に州都バルセロナで開かれた独立を求める集会に力を得て、投票を強行する姿勢を改めて示した。

 街頭集会では、黄色地に赤のストライプ、そして星をあしらった独立のシンボル旗が通りを埋め、カタルーニャ語で「インダパンデンシア(独立)」の連呼が続いた。主催団体の「カタルーニャ民族会議」によると参加者は100万人超。中央政府側は35万人だとした。

 街頭集会のスローガンの一つは「住民投票は民主主義だ」。中央政府は、州議会で成立した関連法(州法)や、その制定手続きに問題があるとして憲法裁判所に提訴し、州法の効力は差し止められている。農産品販売店を営むヘスース・ブスケッツさん(50)は「中央政府が邪魔をするが、とにかく我々は、住民投票で意思表明がしたいんだ」と話した。(バルセロナ=青田秀樹)

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