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 植民地下の朝鮮半島から同志社大に留学中に治安維持法違反の疑いで逮捕され、27歳の若さで獄死した詩人・尹東柱(ユンドンジュ、1917~45)。その生誕100年を記念して作られた生涯を描いた映画が16日から、下京区の京都シネマで上映される。同じ16日には、尹の母校・同志社大で、しのぶ集いも開かれる。

 尹は現在の韓国・延世大を卒業後、42年に来日。日本語が強要された時代にハングルで詩を書き、民族の言葉を守ろうとした。日本からの独立運動に関わったと嫌疑をかけられ、43年に逮捕され、45年に獄死した。生誕100年を迎えて韓国で改めて注目され、いま最も人気のある詩人の一人といわれる。

 集いは16日午後2時から、尹の詩碑がある同志社大今出川キャンパス内の良心館RY208号室で。「空と風と星の詩人 尹東柱評伝」を翻訳した詩人・翻訳家の愛沢革さんと詩人の河津聖恵さんが、尹の詩の世界や映画について語る。無料。問い合わせは尹東柱映画上映会(050・5897・0425)へ。

 韓国映画「空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~」は京都シネマで16日~22日は午前10時から、23日は午後0時半から毎日1回上映する。一般1800円など。問い合わせは京都シネマ(075・353・4723)へ。(大村治郎)