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 病気で視力を失った下口タツヨさん(73)=日進市藤塚1丁目=が「サウンドテーブルテニス(STT)」の県代表に初めて選ばれ、10月に愛媛県である「全国障害者スポーツ大会」に出場する。60歳過ぎから競技を始めたという下口さんは「表彰台を目指す」と意気込んでいる。

 「ゴロ、ゴロ、ゴロ」「カンッ」――。二つの音だけが卓球台を挟んで繰り返し響く。STTは障害者向けの卓球競技で鉛が入ったピンポン球を木製のラケットで打ち返す。卓球台とネットの間の約4センチの隙間を通してラリーをする。競技中はアイマスクをつけ、音だけを頼りにボールのスピードとコースを読む。

 下口さんは、名古屋市名東区の市障害者スポーツセンターにあるSTT専用コートで週2、3回、練習に励む。「速いボールだけでは勝てない。コースに打ち分けたり、緩急を使ったりして、見えない相手との駆け引きが楽しい」

 熊本県八代市出身。24歳で名…

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