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 伊勢湾台風をテーマにした防災映画「右にミナト、左にヘイワ。」が23日、名古屋市で上映される。監督は県内を中心に映画を撮っている大学講師の酒井健宏さん(40)=同市千種区。SFファンタジー作品に仕上げ、「被害を抑えるため、想定外を常に心に留めておく必要性を伝えたい」と話す。台風から26日で58年になる。

 映画には、男子高校生と伊勢湾台風で祖父母が行方不明になった若い女性が登場する。2人は大地震や台風など「大きな異変」が起こるとされる前兆に遭遇。女性の祖父と思われる男性が登場し、異変から逃れる手助けをしてくれるSF作品だ。主な舞台は同市港区西築地学区で、実際の台風被害を記す看板も映る。

 酒井さんは名古屋芸術大や名古屋ビジュアルアーツなどで非常勤講師を務める。大学院の同級生が送る普段の生活を記録したドキュメンタリーなどこれまで9作品を制作してきた。地元に根ざした作品を撮ろうと、「港まちづくり協議会」による活性化事業を見つけ、昨年5月に応募した。

 協議会と相談したところ、「伊勢湾台風では大勢の被災者が出たが、周辺で暮らす体験者が減っている」と聞かされた。「話を聴けるチャンスも少なくなり、体験談を残したい」と思った。取材した約10人などの体験談を組み合わせ、幅広い世代に興味を持ってもらおうと、表現方法はSFファンタジーに決めた。

 昨年9月から2カ月間ロケをし…

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