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 12日午前9時15分ごろ、長崎市油木町の市道で、長崎みどり病院(同市富士見町)の送迎用のワゴン車が道路脇のガードレールを突き破り、約4メートル下の空き地に転落した。利用者の無職、山田キヌヱさん(91)=同市青山町=が出血性ショックで死亡し、ほかの5人も重軽傷を負った。

 長崎県警や病院などによると、ワゴン車は病院の男性職員(66)が運転し、病院のリハビリ施設を利用する70~90代の男女4人と、女性職員(55)の計6人が乗車。リハビリ施設の利用者宅を回って、病院に向かう途中だったという。

 事故当時、現場近くの自宅にいた男性(45)は「ドンと鳴って、ガシャーンと音がした」と言う。現場周辺は坂道で、スピードを出し過ぎた車がしばしば事故を起こすという。「予想していなかったところに車があった。横転していたから、救助には時間がかかっていたようだ」と話した。(田中瞳子)