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 北朝鮮外務省は13日、6回目の核実験を受けて国連安全保障理事会が採択した制裁決議について「極悪非道な挑発行為の産物」と反発した。朝鮮中央通信が伝えた。「全面的に排撃する」と主張し、核・ミサイル開発をさらに加速させる姿勢を示した。

 同通信によると、北朝鮮外務省は制裁決議について「わが国の正当な自衛権を剝奪(はくだつ)し、全面的な経済封鎖で国家と人民を完全に窒息させることを狙った極悪非道な挑発行為の産物だ」と批判。「米国と実際の均衡を成して自主権と生存権を守り、地域の平和と安全を保障する力の強化に拍車を掛ける」と主張した。

 北朝鮮外務省は、決議採択直前の11日、米国を名指しし「(決議が採択されれば)相応の代償を払わせる」「どんな最後の手段も辞さない準備ができている」と警告する声明を出したが、今回はそうした言及はない。ただ韓国国防省によると、北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)核実験場はいつでも核実験を行える状態が維持されている。弾道ミサイル発射を含めて、さらなる挑発の可能性は消えていない。

 一方、韓国政府関係者によると、日米韓は今月中旬からの国連総会で3カ国首脳会談を調整している。新制裁を受けて北朝鮮への圧力強化での連携を確認するとみられる。(ソウル=武田肇

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