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 全国で初めてすべての宿泊施設の利用者に宿泊税を課すことを目指す京都市は、税額を宿泊料金に応じて200円から1千円とする条例案をまとめた。来年度導入をめざし、21日開会の9月議会に提出する。13日、市への取材で明らかになった。最高税額は、すでに導入している東京都(200円)や大阪府(300円)を大きく超える。

 条例案では、1泊当たりの税額は宿泊料金が2万円未満の場合は200円、2万円以上5万円未満は500円、5万円以上は1千円と設定。ただし、修学旅行などの学校行事に参加する児童・生徒と引率者には課税しないとしている。

 東京都と大阪府は1泊1万円未満は非課税で、課税されても最低税額は100円。これに対し、京都市は低価格の施設利用者も含めて広く課税し、高額な場所に泊まればより大きな負担を求める。税収は年間で約46億円を見込み、観光客増に伴う渋滞対策や観光振興策にあてる。