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 「有料サイトの利用料が未払いです」などと偽り、コンビニで電子マネーを購入させてだまし取る特殊詐欺被害が急増するなか、大阪市住吉区のコンビニで13日、被害防止の訓練があった。店員や府警住吉署員らが参加し、客への応対や声かけを確認した。

 訓練では、ネットショッピングなどで利用できるプリペイドカード式電子マネーを大量に購入しようとする客役の男性に店員が声をかけ、「金額が大きいので警察に相談しましょう」などと注意を促した。同署の古山牧子・生活安全課長は、「電子マネーの購入やその番号を教えてという電話がきたら、詐欺だと疑ってほしい」と話した。

 府警特殊詐欺対策室によると、1~8月の府内の特殊詐欺の被害は1184件(前年同期比179件増)、被害額は約27億1100万円(同約9億2700万円減)。このうち、プリペイド式カードを買わせ、カードの番号を聞き出す電子マネー詐欺が急増しており、被害は223件(同173件増)、被害額は約1億300万円(同約8900万円増)となっている。(渡辺元史)