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 安倍晋三首相は13日午後(日本時間夜)、政府専用機でインド西部のアーメダバードに到着した。首脳が定期的に相互訪問する「シャトル外交」の一環。海洋進出を強める中国を意識する両国の首脳は、経済的な結びつきをテコに関係を深めたい考えだ。

 「インドのインフラ整備については、官民を挙げて協力したい。ウィンウィンの形で、インドの発展に貢献していきたい」。安倍首相は13日午前、日本出発前に羽田空港で記者団にこう話した。14日に日本の新幹線方式を採用したアーメダバード―ムンバイ間(約500キロ)の高速鉄道の起工式に出席し、日印首脳会談に臨む。残る6路線にも新幹線方式を採用するよう働きかける見通しだ。

 インドとのシャトル外交は小泉政権の2005年に始まり、安倍首相とモディ氏の相互訪問は今回で4回目。日本の首相官邸幹部は「『安倍&モディ』体制で両国関係は戦略的に深化した」と胸を張る。

 日本の資本を取り込みインフラ整備を進めたいインド側と、巨大市場に進出したい日本側の思惑は一致。安倍政権にとってインドとのシャトル外交は、慰安婦問題などで11年以降途絶えている日韓シャトル外交と対照的に、うまくいっているケースだ。

 中国を意識する両国は、経済をテコに安全保障面で結びつきを強める。中国は重要な海上交通路(シーレーン)であるインド洋のほか、東シナ海や南シナ海でも海洋進出を強めているからだ。日本は米国、インドとの3カ国による海上共同訓練を毎年行っている。日本は「ライバルのライバルは強力な味方だ」(官邸幹部)とみて、インドとの防衛協力の拡大を図る。

 ただ、「経済先行」の関係強化…

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