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 今春、日本郵政から医療法人に譲渡された徳島逓信病院(現・徳島平成病院)の斎藤晴比古院長(69)が、このほど迎えた定年を記念して「ドクトゥール白ひげ回顧録」(近代文藝社刊)を出版した。四十数年に及ぶ医師としての業績や出会い、交流を軽妙な文章でつづった。書評では「読んで面白くタメになる」と評価されている。

 斎藤院長は県立城南高を卒業後、東京医科大に進んだ。慶応大大学院、徳島大医学部講師などを経て、1996年から徳島逓信病院院長を務めた。後身の徳島平成病院でも院長を務める、ホルモン関係の専門医だ。

 回顧録の執筆は40年近く共同研究を続けた「恩師」斎藤史郎・元徳島大学長(昨年死去)の勧めだった。「文章が苦手」としぶったが、斎藤元学長に「折々に立ち止まり、振り返ることで新たな未来が見える」と諭された。斎藤院長は定年までの3年間に50編ほどのエッセーを書きため、うち13編を今回の本に収録した。

 全編にわたってにじむのは、「…

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