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 米アップルが12日(日本時間13日未明)、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の10周年記念モデル「Ⅹ(テン)」など3機種を発表した。ⅩはiPhoneでは初の有機ELを採用し、全面ディスプレーのデザインが特徴。日本では早くも品薄が予想されるが、海外では割安な中国メーカーなどが技術やデザインでも追い上げている。

 「彼は発表した製品を誇りに思ってくれると思う」。米カリフォルニア州での発表会で、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、創業者の故スティーブ・ジョブズ氏の思い出を語り、涙を見せた。ジョブズ氏の最大の「遺産」がiPhoneだ。10年前に発売され、アップルの売り上げの半分以上を占める。

 新型のうち、既存モデルの改良型の8と8プラスは22日、Ⅹは11月3日に発売する。最高峰との位置づけのⅩは税別11万2800円から。アップルは一時割安な機種も出したが、新興国で格安スマホに追い上げられ、10周年の節目で高級路線を鮮明にした。MM総研の横田英明研究部長は「日本ではしばらく入手が困難なほどの人気になるだろう」とみる。2016年度に国内で出荷されたスマホの5割強がiPhoneで、「デザインの評価が高く、価格が高くても売れる」という。

 一方、新興国ではライバルがひ…

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