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 国際オリンピック委員会(IOC)は13日、ペルー・リマで開いた第131次総会で、2024年夏季五輪の開催地をパリ、28年大会はロサンゼルス(米)とすることを正式に決めた。パリでの開催は1900年、24年以来。ロスは32年、84年以来となり、ともにロンドンと並び最多3度目の開催となる。

 総会にはIOC委員94人のうち85人が出席し、投票ではなく挙手で採決をして満場一致で決まった。2大会の開催都市が同時に決まるのは96年ぶりで、IOCのバッハ会長は「歴史的でとてもうれしい一日になった」と満足げに話した。

 2024年大会には当初、5都市が立候補していたが、巨額の費用負担に対する住民の反発などを理由に、ローマ、ハンブルク(ドイツ)、ブダペスト(ハンガリー)が相次いで撤退し、パリとロスだけが残った。

 大会開催の7年前に開催地を選ぶ従来通りの手続きで進めた場合、敗れた方の都市が28年大会に挑戦しない可能性もあった。近年の招致熱の冷え込みに危機感を募らせたIOCは2都市を振り分け、28年大会の開催都市も同時に決める異例の方針に切り替えた。7月、スイス・ローザンヌでの臨時総会で2大会を同時に選ぶ案を承認。24年を過ぎると選手村予定地の確保が難しくなるパリにロスが譲る形で、開催順についても7月末に決着していた。

 狙い通りの正式決定に、バッハ会長は「考えられる最高の開催都市二つだ」と喜んだ。(リマ=遠田寛生)