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 カーナビやタイヤといった自動車部品の盗難は全体的に減ってきているのに、減り幅が少ない部品がある。ナンバープレートだ。盗まれて切り取られ、架空ナンバーの「材料」にされる。そのナンバーをつけた車は、組織窃盗グループにより別の犯罪に使われるという。

 警察庁によると、昨年のナンバー盗被害は全国で1万2629件。車の部品ごとの統計で最も被害が多く、全体の約43%を占めた。愛知県警によると、県内は昨年1285件で、2009年の約2500件から半減した。だが、かつて主流だったカーナビ盗は09年の約7千件から、昨年は約140件にまで減っており、ナンバー盗の割合は年々、大きくなっている。

 自動車盗や侵入盗などの組織窃盗グループが偽造ナンバーを使っていた事例も確認されている。広島や愛知、岐阜県などで富裕層を狙った侵入盗を繰り返していたとして、愛知県警が8月に検挙した広域窃盗グループは、県をまたいで移動しながらナンバーを盗み、切り取った数字部分を接着剤で貼り付けて土地ごとの偽造ナンバーに付け替えていたという。

 こうした手口は、00年代半ばごろから増加。従来はナンバーを折り曲げたり、粘着テープで隠したりした車を使うのが彼らの手口の主流だった。ある捜査幹部は「防犯カメラの普及で、車の特徴を捉えやすくなった。ナンバーを隠すよりも、偽ナンバーで捜査の攪乱(かくらん)を狙うほうが得策と考えているのではないか」と推察する。

■ドライバーだ…

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