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 外務省の鯰(なまず)博行アジア大洋州局参事官が、スイスで13日まで開かれていた国際会議に出席し、北朝鮮外務省高官と接触した。同日、日本外務省が発表した。鯰氏は、弾道ミサイル発射や核実験など挑発行為を自制するよう要請。すべての拉致被害者を一日も早く帰国させるよう求めたという。

 鯰氏は12日、北朝鮮外務省のチェ・ガンイル北米局副局長と短時間意見を交わした。核実験や弾道ミサイル発射など北朝鮮の相次ぐ挑発行為に厳重抗議し、国連安全保障理事会の決議を守るよう求めたうえで、拉致、核、ミサイルの包括的解決を呼びかけた。

 会議はスイス外務省などが主催し、アジアの安全保障をテーマに各国の研究者や政府関係者らが参加した。(松井望美)