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 北朝鮮問題を研究する米ジョンズ・ホプキンス大の研究グループ「38ノース」は12日、北朝鮮が今月実施した核実験の爆発規模が約250キロトン(TNT火薬換算)に上るとの試算を発表した。広島に落とされた原爆の17倍近くになる。

 同グループは当初、120キロトンと推定していた。しかし、米地質調査所(USGS)が測定したマグニチュード(M)を6・3と発表したほか、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)などが初期値のM5・8からM6・1に引き上げた。そのため、爆発規模を試算し直したという。

 同グループは、250キロトンは実験が行われた北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)の核実験場が耐えうる最大値に非常に近いとしている。

 爆発規模をめぐっては、日本政府は当初70キロトンと試算した後、160キロトンに上方修正している。(ワシントン=杉山正)