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 V字回復への特効薬とも、劇薬ともなりかねない最終手段。それが、監督交代だ。今季のJ1が残り9試合となったこの期に及んで、FC東京が監督解任に踏み切った。しかも、コーチから就任した安間貴義新監督(48)が指揮を執るのは、今季限り。「暫定政権」と並行し、クラブは来季に向けてまた別の監督を探すというが……。

 FC東京は目下、公式戦5連敗と泥沼にはまっている。特に、直近2試合はホームゲームだったにもかかわらず、3日の川崎とのルヴァン杯準々決勝第2戦で1―5、9日のJ1セ大阪戦で1―4。「チーム全体が自信を失いかけ、パスを受けることをおそれている」と、助っ人ウタカが省みるまでもなく、選手は動きに迷い、勝利への意欲も欠いた。サポーターが相手のプレーに拍手を送るほど、ふがいなかった。

 今季は、J1通算最多得点者の大久保嘉など、豪華な面々をそろえることに成功。昨季終盤、チームを再建した篠田善之前監督(46)の下、周囲の期待も高かった。だが、J1で上位を争ったのは序盤だけ。ここまで9勝10敗6分けで10位。目標の3位以内に入るのはほぼ不可能な状況だ。総得点31、総失点31と、明確なチームカラーも打ち出せていない。

 「選手たちは僕の言うことを聞いて、やろうとしてくれた」。解任された篠田前監督はこう陳謝したが、クラブの偏った補強策が低迷の一因になった感も否めない。中盤の絶対的な柱は不在で、戦術や連係は深まらなかった。DF森重ら主力にけがが相次ぐと、狂った歯車は元に戻らなかった。

 昨年に続く、シーズン途中での…

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