[PR]

 パン消費量「日本一」の京都で、地元に親しまれている10軒のパン屋などから人気商品を集めた「京都プルミエベーカリーマーケット」が14日、四条河原町にオープンした。各地の「名店」まで行かなくても買えるようにし、パン好きの市民や観光客を呼び込む狙いだ。

 このマーケットは、京都マルイが入る京都市下京区の商業ビルのレストラン街にできた。ビルを所有する住友不動産が考えだし、市内で飲食店を経営する「エムジーフーズ」が運営する。同社によると、地域密着で多店舗展開していないパン屋の商品を集めた常設店は珍しいという。

 オーガニックと国産の小麦を使ったパンが人気の「レ・ブレドオル」(京都市左京区)や「塩ロール」で有名な「ファイブラン」(同中京区)、食パン専門店「プルンニャ」(京都府城陽市)など、府内の10軒から1日2回、50種類以上のパンを仕入れる。飲食スペースがあり、お酒も飲める。ほかに「ベッカライ ペルケオ アルト ハイデルベルク」(京都市左京区)、「雨の日も風の日も」(同北区)、「ぱんだよりノドカ」(同上京区)、「開晴亭」(同左京区)、「キャトルセゾン」(同左京区)「クリケット」(同北区)、「ブランジュリロワゾーブルー」(同北区)のパンも並ぶ。

 総務省の家計調査で、京都市の1世帯あたりの年間パン消費額(2014~16年平均)は4万571円。県庁所在地や政令指定市で最も多い。地元のパン屋のガイド本も出版されるなど、激戦地となっている。(佐藤秀男)