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 北朝鮮のミサイル発射を受け、鉄道会社は一時運転を見合わせたが、多くの路線で8月の発射時より短時間にとどまった。

 JR東日本は午前7時1分から、東北、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線と、関東北部や東北の在来線の運転を一時見合わせた。運行に支障がないことを確かめ、7時10分に運転を再開した。JR北海道の北海道新幹線、札幌市営地下鉄、東武鉄道の伊勢崎線や日光線、つくばエクスプレス、仙台市営地下鉄などでも一時運行を停止した。

 日本航空や全日空によると、航空便への影響はないという。

 子どもたちの安全に配慮し、対応を取った学校もあった。文部科学省によると午前10時現在、北海道や東北を中心に8道県で公立の計51小中高校・特別支援学校が登校時間を遅らせた。土浦日大中等教育学校(茨城県土浦市)は、メールやウェブサイトで生徒に休校を通知。8月のミサイル発射後に作ったマニュアルに沿ったという。佐久長聖中学・高校(長野県佐久市)は1、2限目の授業を休み、3限目から実施することを決めた。一方、鎌倉女子大(神奈川県鎌倉市)はいったん休校を決めたが、約2時間後に解除。前橋市や岩手県葛巻町などでは、小中学校の児童・生徒を一時自宅待機とした。

 JR秋葉原駅(東京都千代田区)近くにいた男性会社員(50)は「仕事や生活に影響がないといえばないが、日本の上空を通過するのは怖い」。パートの女性(39)は「避難場所がわからない。家の中でもトイレがいいのか、風呂場がいいのか」と困惑気味。大学生の田島祐亮さん(21)は「政府もメディアも脅威をあおりすぎているのでは。対話の道を探ってほしい」と話した。