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 山梨県山梨市の職員不正採用事件で、警視庁は、受験者の試験結果を改ざんしたとして、飯島尚敏(ひさとし)・副市長(62)、前市長の望月清賢(せいき)被告(70)=受託収賄罪などで起訴=ら計6人を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で近く書類送検する。捜査関係者への取材で分かった。2014~16年度の試験で少なくとも3人の試験で改ざんがあったという。

 捜査関係者によると、ほかに書類送検されるのは、小林孝・前副市長、丸山一朗・秘書人事課長、男性職員2人。望月被告については、成績に基づかずに職員を採用した地方公務員法違反(任用規定違反)容疑でも書類送検する。

 6人は14~16年度の採用1次試験で、毎年少なくとも1人の受験者の点数を水増しするなどした疑いがある。小林・前副市長は、14年度に1人、15年度に2人の受験者について優遇するよう望月被告に指示されたと取材に証言していた。

 望月前市長は16年度の採用試験で補欠合格した受験者を採用するよう親らから頼まれ、謝礼として80万円を受け取った受託収賄罪と、別の受験者の点数を水増しした虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴され、その後保釈されている。