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 中学生棋士の藤井聡太四段(15)が14日、第76期将棋名人戦・C級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の4回戦に勝ち、開幕から無傷の4連勝とした。リードを奪った後、リスクを承知で踏み込みを決断。自分の玉将が「打ち歩詰め」という危険な状態になったが、競り合いを制して勝利をもぎ取った。

 この日の相手は、将棋ソフトと戦う電王戦の出場経験がある佐藤慎一五段(35)。先手番の藤井四段が、得意とする角換わりを目指したのに対し、佐藤五段は7一の銀を早めに繰り出す作戦を採用。定跡を離れた展開になったが、相手の速攻に対応する態勢をとることになった藤井四段は「少し作戦負けかな」と感じていたという。

 対する佐藤五段も楽観していなかった。戦機をとらえる具体的な手段を見つけるのに苦労していたのだ。戦いが始まってからは陣形の手薄さもあり、不利を自覚していたという。そのまま終盤に突入したが、藤井四段の95手目▲4五馬が寄せ合いを目指した一手。1手を争う大詰めを迎えた。

 1図は後手が△9九銀と捨て、▲同玉に△8七銀成と迫った局面。佐藤五段は「(相手に勝ちを)読み切られたらしょうがない」と開き直っていた。△9八歩は「打ち歩詰め」の反則なので打てないが、先手玉は危険極まりない状況だ。

 先手は△7八成銀と金を取られ…

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