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 約598億円の年金加算金支給漏れ問題で、日本年金機構は15日、対応を始めた14日に全国で計1358件の問い合わせがあったと発表した。10台の専用ダイヤル(0570・030・261)には591件の問い合わせがあったが、つながりにくいとの声があり、15日昼から40台に増やした。各地の年金事務所などでも14日朝から対応に追われた。

 また、専用ダイヤルの対応は平日午前8時半~午後5時15分としていたが、午後8時まで延長し、土日も午前8時半~午後5時15分に応じることにした。祝日の18日は応じない。

 支給漏れがあったのは、厚生年金に加入している人の配偶者が65歳から受け取る基礎年金に、一定額を上乗せする「振替加算」で、対象の96%は夫婦のいずれかが元公務員などだった。

 加藤勝信厚生労働相は15日の閣議後会見で、「ご迷惑をおかけし大変遺憾だ」と述べた。また厚労省や日本年金機構の職員の処分については「一般論」と前置きした上で、「過去の処分の事案と照合して考える」と述べるにとどめた。