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 日本美術史上最大の画派、狩野派の基礎をつくった狩野元信(1477?~1559)の作品を集めた展覧会「天下を治めた絵師 狩野元信」(朝日新聞社など主催)が、東京・六本木のサントリー美術館で開かれている。同館によると、元信の単独回顧展は初の開催といい、「工房主宰者としての経営手腕だけでなく、卓越した画技に注目して欲しい」と話している。

 元信は中国絵画を研究して、漢画の描き方を「真体、行体、草体」の3画体としてマニュアル化し、弟子らと集団制作することを可能にした。また、やまと絵にも進出。和漢を融合した扇絵は贈答用品として人気を呼び、工房を支えた。

 今回は重要文化財「四季花鳥図(旧大仙院方丈障壁画)」、同「酒伝(しゅてん)童子絵巻」など元信の作品のほか、父・正信の作品や、元信が研究した南宋・明の絵なども展示する。

 11月5日まで(火曜休館。10月31日は開館)、一般1300円など。

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