【動画】始まった岸和田だんじり祭=加藤諒撮影
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 大阪・泉州の秋を彩る「岸和田だんじり祭」が16日朝、大阪府岸和田市内で始まった。台風18号の影響で雨が降る中、各町会のだんじり34台が疾走。「ソーリャ、ソーリャ」の威勢の良いかけ声と、軽妙な太鼓や笛の音色が響き渡った。

 南海電鉄岸和田駅前では午前6時ごろから、曳(ひ)き手たちが重さ約4トンのだんじりを引き回した。高さ約4メートルの屋根に乗った「大工方(だいくがた)」の合図に合わせて交差点を勢いよく曲がる「やりまわし」が決まると、沿道の観客たちから歓声が上がった。

 同府泉大津市の会社員窪田仁寿さん(30)は、長男理来ちゃん(1)、妻由加利さん(32)と訪れた。「人が多くて迫力がすごい。毎年わくわくします」

 17日も、だんじりが神社に参る「宮入り」などを予定。台風が直撃する可能性もあるが、岸和田市によると、参加は各町会が判断するという。市は2日間で計40万人の人出を見込んでいる。(野田佑介)