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 今年4月ごろ、中国の民間企業が北朝鮮に対してミサイル開発に必要な物資を密輸していたと、中朝貿易に精通する北朝鮮関係筋が明らかにした。北朝鮮が日米韓の予測を上回る速度で核やミサイル開発を進めている背景には、密輸やハッキングなどを駆使している可能性が高い。米国は情報戦略の見直しも迫られている。

 同筋によれば、2017年4月ごろ、北朝鮮と取引があった中国民間企業が、ミサイル開発に必要な高純度タングステンとアルミニウム合金を北朝鮮の中央科学技術貿易会社に密輸した。詳しい輸送経路や数量は明らかになっていない。

 中国企業は当時、高速道路建設工具用と偽り、輸送には船舶を使ったという。同筋は「中国側の実務当局者が黙認した可能性もある」と指摘した。

 タングステンは硬度が高く、弾に使われると貫通力が増すとされる。アルミニウム合金も強度が高くて軽いため、ミサイル開発にも用いられる。北朝鮮はウラン濃縮に必要な遠心分離器を作るため、アルミニウム合金をロシアなどから輸入したこともある。

 北朝鮮の動向を専門にする韓国の軍事関係筋によれば、中国には、米国が16年9月に制裁対象にした遼寧鴻祥実業集団など、北朝鮮との貿易を通じ、核ミサイル開発に協力する企業が十数社あるとされる。11年8月には、中国軍系企業が弾道ミサイルの運搬・発射用の大型特殊車両4両を北朝鮮に輸出した。中国はこの車両を「木材運搬用」と説明していた。

 また、同筋によれば、北朝鮮は…

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