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 国際原子力機関(IAEA、本部・ウィーン)で18日に始まった年に1度の総会で、天野之弥(ゆきや)事務局長の再任が承認され、3期目続投が正式に決まった。6度目の核実験を強行した北朝鮮をめぐる情勢が深刻化するなか、12月から新たに4年間、かじ取りを担う。

 天野氏は総会で再任の承認を受け、「技術機関であるという強みによって立ち、我々は待ち受ける多くの難題に対応できると確信している」と述べた。

 天野氏は元外交官。2009年の就任以来、イラン核開発や福島第一原子力発電所の事故などの問題に取り組んできた。IAEAの意思決定機関で35カ国からなる理事会が3月、次期事務局長に指名していた。(ウィーン=吉武祐)