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 大阪城天守閣(大阪市中央区)の入館者数が18日に1億人を突破した。1931年11月の開館から86年をかけて達成した。

 1億人目となったのは、大阪市城東区の会社員、三宅拓也さん(29)。午後1時15分すぎ、妻の恵利華さん(27)と入場ゲートをくぐると、「1億人おめでとうございます」と職員らに歓迎された。記念セレモニーでは認定書が手渡され、くす玉を割って祝った。北川央(ひろし)館長(56)は「これからも大阪のシンボルとして末永く愛されてほしい」とあいさつした。

 2人は2月に結婚したばかり。この日は大阪出身の拓也さんが、島根県出身で最寄りの城が松江城だった恵利華さんに、地元の城を見せようと誘った。「思い出の場所になりました」と喜んだ。

 大阪城天守閣は大阪市所有の歴史博物館。2010年度以降、入館者数は右肩上がりに増えている。昨年度は過去最多の255万人を記録し、姫路城(211万人)や名古屋城(192万人)を上回って、全国城郭管理者協議会に加盟する49城で最多だった。外国人観光客が増えたのが要因で、中国や韓国、台湾などからの旅行客が特に多いという。(半田尚子)