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 タイブレーク導入へ向け、日本高校野球連盟は2015年度から各都道府県連盟に、主に春季大会での試験的導入を呼びかけ、検証してきた。

 日本高野連によると、今春までの3年間、全国の春・秋の都道府県大会で92試合がタイブレーク(無死一、二塁からスタート)に突入し、そのうちの77%に当たる71試合が1イニングで決着した。2イニング目で勝敗が決まったのは17試合(18%)で、残り4試合も3イニング目には決着した。タイブレーク開始から勝敗が決まるまでに要する平均回数は1・27回だった。

 また92試合の勝敗は先攻が44勝で後攻が48勝。データ上は、どちらかが有利ということはなさそうだ。

 日本高野連は今年5月、全国の都道府県連盟に選手の健康管理、障害予防について意見を求めるアンケートを実施。球数や投球回数の制限については「理想はそうだが、部員の少ない高校が多く、実施は難しい」という意見がほとんど。タイブレーク導入については「やむを得ない」というものを含め、肯定的な意見が大半を占めた。