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 公式戦29連勝の新記録をつくった将棋の中学生棋士、藤井聡太(そうた)四段(15)が20日、8大タイトル戦の一つ、王座戦(日本経済新聞社主催)の1次予選の1回戦で小林健二・九段(60)に勝ち、2回戦進出を決めた。昨年12月のデビュー戦以来の通算成績は41勝6敗となった。

 来年9~10月の五番勝負の挑戦者を決める戦いの初戦。今年の五番勝負は現在、羽生善治王座(46)と挑戦者・中村太地(たいち)六段(29)で争われている。

 王座戦は全棋士と女流棋士4人が参加。1次予選、2次予選のトーナメントを行い、2次予選を勝ち抜いた棋士とシード棋士の16人による挑戦者決定トーナメントで挑戦者を決める。藤井四段が1次予選を突破するには本局を含めて4連勝が必要だ。

 対局は午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。自玉を堅く囲った藤井四段は激しく攻め、午後4時54分、63手で勝ちきった。

 藤井四段は27日には、竹内雄悟(ゆうご)四段(29)と棋聖戦の予選を戦う予定。(佐藤圭司)