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 高校野球で延長戦の回数制限が十八回から十五回に短縮されたのは2000年から。以降の18年間で、春夏の甲子園で延長戦は計131試合あった。そのうち十二回までに決着がつかなかったのは、21試合。十三回からタイブレーク制にすると、適用される延長試合は2割に満たない。

 春と夏に分けて見ると、選抜大会では延長戦59試合のうち、十三回以降まで進んだのは14試合。うち6試合が引き分け再試合となった。今春の第89回大会では、2回戦の2試合が続けて引き分け再試合となった。

 選手権大会では72試合のうち、十三回以降が7試合。引き分け再試合となったのは、第88回大会決勝の早稲田実―駒大苫小牧と、第89回大会2回戦の佐賀北―宇治山田商の2試合。春よりも夏の方が総試合数は多いが、夏は春に比べて得点力がアップする傾向にある。2000年以降で延長戦は1大会で平均4試合、タイブレークに突入するケースは約2・5大会に1試合の計算になる。